Railsの参考書

Railsでの開発を始めた当初は参考書が無くて苦労しました。
2009年4月はRailsブームが小休止した頃で、Rails2.xに対応した本が少なかったです。

かんたんRuby on RailsでWeb制作

最初に読んだ本です。
著者の無料セミナーを聞きに行って、色々質問をしてRailsでの開発を決めました。

今使っているIDENetBeansなのもこの本の影響です。
IDEに関しては、RadRailsとの比較もしましたが、起動が速い、動作が軽いNetBeansの方が使いやすいと感じました。


かんたんRuby on RailsでWeb制作
黒田 努 山本 不二也
翔泳社
売り上げランキング: 445629

クリエイティブ・コモンズRails 教材

「かんたんRuby on RailsでWeb制作」はRails2.1がベースになっているので、今では若干内容が古くなっています。
特に日本語化に関しては、現状のRailsでは推奨されていないやり方です。

今なら同じ著者の作成した、無料で入手できる教材をお勧めします。
こちらはRails2.3がベースになっています。

クリエイティブ・コモンズの Rails 教材 - Rails 雑感 - Ruby on Rails with OIAX

Ruby on Rails ステップ・バイ・ステップ

ざっとRailsを体験したい場合は、こちらのチュートリアルが参考になります。

このサイトのチュートリアルRailsのバージョンが上がるたびに、手直しされているところが素晴らしいです。

Ruby on Rails ステップ・バイ・ステップ - Ruby on Rails with OIAX

感想

どの参考書を読んでもそうですが、本の通りに実際に手を動かしても、それだけではRailsでアプリを作れるようにはならなかったです。

Railsでの開発を始める前は、ASP.NETで開発を行っていたことも、理解に時間がかかった一因だと思います。
ASP.NETのページモデルになれていたので、RailsMVCモデルになかなか慣れませんでした。

ASP.NETは、ViewとControllerが一対一の関係になった"ページ"で構成されています。
IDをセッションなどで、自力で次のページに引き渡す必要があります。

しかしRailsは違います。複数のViewを一つのControllerが処理します。
IDが規約に従って引き渡されるため、最初の頃は、Controllerが一つのような単純なアプリは作れても、複数のControllerがIDを引き継ぐアプリが作れなかったです。

何度も簡単なサイトを作ることを繰り返して、二ヶ月経ってやっと自分なりのコツがつかめた気がしました。

参考にしたページ

Ruby on Rails with OIAX